南部町プロジェクトが始まります!

昨年度からスタートした鳥取県南部町にある敷地面積約1,000㎡、敷地内の建物延床面積約400㎡(蔵付き)の空き家を活用するためのプロジェクトが始まりました。これは空き家を単なるサブリースする使い方ではなく、これまでの、これからの南部町の文化を醸成するための場として、地域の方々とともにつくるものです。
南部町、なんぶ里山デザイン機構、南部町青年団、つながる地域づくり研究所と一緒に、まずは最初に与えられた10年をゆっくりと耕しながら、豊かな人と自然をもつ南部町にふさわしい土壌づくりを、私どもの研究室が始めます。
先日はそのプロジェクトの主役とも言える、青年団の皆さんと研究室のB3スタッフが初めてのオンラインミーティングを行いました。青年団とは言っても、女性が多いことがとても心強いです。爆笑をつくり出すファシリテーションの巧さで、あっという間の1時間が過ぎ、これからがとても期待できるはじまりとなりました。
研究室スタッフの笑顔を見るとそれがわかるはずです(違うことで爆笑しているのですが)。

私たちは建築をつくっていくことを命題にしているわけですから、机上の空論では終わらせません。
この1,000㎡をまずは10年で耕し、大きな実を作り出せるよう、毎年引き継いでいきたいと思います。
「耕す」は私たちの研究室にとって、とても大切なキーワードです。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。